いつつ観世水(いつつかんぜみず)
Concept
五つの小さな川が一つに合って川と成り、さらに広がりつつ河となって、大海へと向う。途(みち)すがら早春のやわらかな日ざしが溶けてきらめき、或る時は、水面にたゆたひを、またある刻(とき)は水底(みなぞこ)の深微(しんび)を仄(ほの)めかし、限りなく透明でありながら、時の儘(ままに)に変化して行く。
古来日本人が人生の何たるかを学び愛してやまない「流水」は、世を観じ、いつついつつに流れて行く。
龍 村 光 峯 述
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