2020秋新作龍村周 作
およそ3億5千年前、古生代から生きていたアンモナイト。今もなお我々に浪漫を搔き立ててくれる。その化石には美しいらせん状の姿と共に個性あふれる縫合線の模様がある。
菊の葉に似て、菊石とも言われるアンモナイトの縫合線をアンモライトの宝石の如く錦に変容させた。
龍村 周
2020秋新作龍村周 作来年の干支「丑」にちなんで制作した作品です。
〈解説〉積み重ねて、蓄えて先人が遺してきた宝をつないで新しい未来へ向けてその手から生み出す力を執って祈りと共に
2020新作龍村光峯・龍村周 作
本品は、かつて日本伝統織物保存研究会の「先染紋織物(錦)の綜合的復元事業」の一として復元した正倉院裂「緑地花鳥獣文錦」をお手本として、創作した裂である。
「菊」は日輪を表わし、鳳凰は鳥属の王として、仁愛、慈悲を体し、その出現は人々の幸運の兆とされている。
また、高松塚古墳の壁画でよく知られているように、古代信仰においては、四神の一、朱雀として、青龍、白虎、玄武と共に宇宙を支配し、表徴するものとして尊崇された。
本品は、かの古代の人々の魂を現代に甦らせんと願い、織り上げた錦である。
2020新作龍村周 作
新疆ウイグル自治区トルファンのアスターナから出土した連珠対鳥文錦を本歌に、古代錦の礎を求めた。完全な真円でもシンメトリーでもない絶妙に描かれた紋様であるが、古代人の感性に触れ、その深遠な様を現代にも捉えたいと願い、錦上に表した。
2019新作龍村周 作
〈解説〉子の象形文字を以て手を取り合って楽しく輪になって踊る様子を紋様とした。「子(ね)」の年に記念すべき東京オリンピック2020が開催される。スポーツや文化、国と国との和を願い、未来永劫子どもたちが幸福であることを祈る。
東宮御所納入龍村光峯 作
龍村周 作
皇太子妃殿下ご婚礼支度品龍村光峯 作
三田会議所、紀尾井ホール龍村光峯 作
株式会社秩父小野田、山手倶楽部タペストリー龍村光峯 作
明治記念館納入龍村光峯 作
龍村光峯 作
城南宮個人受注龍村周 作
東京国立博物館にて開催の「仁和寺と御室派のみほとけ展」(2018)にて御朱印帳「御衣黄文錦」を制作。
その他、がま口と名刺入れ制作。
トヨタディーラー世界大会記念品「豊穣青海波」。テーブルセンターと額を制作。
京都大学卒業記念修士・博士学位ストール
裏千家御家元お好み裂「波上銀杏文緞子」
上田宗箇流御家元お好み裂「陰上田流金襴」